こんにちは。
夢求の里交流館、山縣です。
大道理地区へ移住された漫画塾生の六名の皆さんのご紹介をしてまいりましたが、いよいよ6人目の田中美樹さんをご紹介します。
田中美樹(たなかみき)さん(六人のメンバー中、唯一少女漫画を描かれています)「光市出身です。小学生の時に漫画が好きになり、漫画家になりたいと思いました。
もりちかこ先生の漫画を読んで漫画家にあこがれるようになりました。
十九歳の時、少女漫画雑誌「ちゃお」に初めて作品を投稿し、今年の始め、受賞しました。自分の名前を見つけた時はとてもうれしく、両親も喜んでくれました。
▲田中さんの受賞について掲載されています!
作品を作る時は先にキャラクターを考えて、ストーリーを考えていっています。話を考えて作品を産み出すまでは大変です。作品は泣けるものというよりは、読んだ方が楽しめる感じのものを描いています。
共同生活は初めてのことですが、一緒に暮らしているみんなはとても良い人たちで、心強く、楽しく生活しています。みんな同じ目標に向かっているので、頑張らないと、と思います。少しでも早くデビューして、連載が持てるようになりたいです!」
漫画塾生ご紹介」の最終日として、明日は漫画塾生の責任者、樹本ふみきよ先生をご紹介します!
こんにちは。夢求の里交流館山縣です。
大道理地区に移住された漫画塾生の六名の方がたを先週からご紹介しています。
きょうは5人目の坂井月美(つぐみ)さんです。
坂井月美(さかいつぐみ)さん:「春原ロビンソンさんのギャグ漫画のストーリーに影響を受けました。YICキャリアデザイン専門学校に入学する前は、イラストを描く仕事も良いなと思っていましたが、漫画科で他のクラスメイトの作品を見て、漫画も楽しいと思いました。専門学校に入学して、一年の終わりから二年の始めごろ、樹本先生や色々な先生に指導して頂いて漫画を描き上げました。
坂井さん 仕事場での風景です
作品作りではキャラクターの可愛らしさを重視して、ストーリーには、ほのぼのとした雰囲気を持たせるようにしています。漫画を描く時にはまず、ネーム(※漫画を描く際、コマ割り、コマごとの構図、セリフ、キャラクターの配置などを大まかに表したもの。ウィキペディアより抜粋)を描いて、担当編集者の方と話し合いながら作品づくりを進めます。この時、担当の方からは具体的に改善点等を指摘して頂いています。
大道理に来て良かったと感じることは沢山あります。皆さん優しくて、元気にあいさつして下さり、交流出来て楽しいです。沢山の方とお話して関わりたいです。これから漫画家として、連載を持って何年も続くような作品を産み出していきたいです。」
来週は田中美樹さんと樹本ふみきよ先生をご紹介します!
こんにちは。夢求の里交流館山縣です。
先週から大道理地区に移住された漫画塾生をお一人ずつご紹介していますが、きょうは原田晃太郎さんをご紹介します。
▲小池さん作 原田さんの似顔絵
原田晃太郎(はらだこうたろう)さん:
「下関市で生まれて、山口市で育ちました。物心ついた時からイラストを描いていました。高校一年生の時、絵の上手な先輩を見て自分も漫画を描いてみたくなり、描き始めました。
手塚治虫さんなどの影響を受けて、「生きる」という深いテーマが根底にありつつも、電車に乗っている時間などに電子書籍でさらっと読めるよう、コミカルな要素も入れた作品作りをしています。漫画の描き方としては、線を描くまでは手で描いて、それからはパソコンで描いています。
漫画以外にミュージカルのポスターを作ったり、ゲームを作ったり、電子書籍を出したり、デジタル技術を使った、漫画以外の分野での作品作りもしています。
「Comico」という、パソコン、タブレット端末、スマートフォン等で漫画を読むことが出来るアプリに投稿した漫画で受賞しました。
漫画での作品作りでは、キャラクターの設定や、やりたいこと、描きたい事はすぐに決まります。
手塚治虫さんの影響を受けたためか、担当の方から絵柄が古いので、新しい感じにするように言われています。手塚漫画が自分のベースにはありますが、現代の若い子たちが何を感じて生きているかを考えながら作品作りをしています。
大道理地区へ移住してから、周囲の方からの支えを感じていてありがたいなあと感じています。恩返しできるようにがんばります。」
男性陣の仕事場の壁面です。原田さん、矢尾さん、切戸さんの三人が描かれたイラストが貼られていました。
明日は坂井月美(つぐみ)さんをご紹介します。
こんにちは。大道理地区に移住された漫画塾生を先日からご紹介していますが、その3日目。
今日は矢尾聡一朗さんをご紹介します!
矢尾聡一朗(やおそういちろう)さん:
「YICキャリアデザイン専門学校を今年(平成二十八年)春、卒業したばかりです。漫画家は中学二年生で志しました。本格的に描くようになったのは十八歳、専門学校に入学してすぐ描き始めました。漫画はコミカルなものが好きで楽しく読める作品を読み漁りました。
僕は「週刊少年サンデー」に投稿して、担当さんが付いています。作品のジャンルにはこだわらず描いています。昨年七月に描いた作品は科学と魔法とが両立する世界の漫画を描きましたが、出来上がるまでにとても時間がかかりました。樹本先生に見て頂いて、相談しながら修正を加えて加えて仕上げました。
大道理へ来るまでは自炊経験ゼロでしたが、共同生活の中で料理を作り始めました。初めての共同生活ですが、雨漏りなどの大変なことを含めてすごく楽しいです。
農作業は周りの方のお手伝いなどから始めていろんなことを知っていって、自分たちの手で野菜作りをしていきたいです。
僕の両親は漫画家になるには東京に行く必要があるという考えがあって、大道理に移住して漫画家になるという話をした時、理解してもらうには説明が必要でした。
自分の中に蓄積したものがないと作品作りは出来ないので、小説を読んだり、映画を観たりということを生活の中に取り入れることを大切にしています。
樹本先生は七本連載を持たれていたことがあるということですが、僕も連載を何本も持って、仕事をバンバンとれるようになりたいです。
作品作りは自己満足なものでなく、担当さんからアドバイスされたことに柔軟に応じられる姿勢で、求められるものに応える形で描いていきたいです。
大道理地区に移住してから地域の皆さんに助けて頂いていることに感謝しています。漫画家として成功して必ず恩返しをします。」
明日は原田晃太郎さんをご紹介します。
こんにちは。
大道理地区に六人の漫画塾生が移住されて、昨日からお一人ずつご紹介させて頂くことにしましたが、今日はその二日目。
小池香菜絵さんをご紹介します。
小池香菜絵(こいけかなえ)さん:
「子どもの頃から絵が好きで、毎日描いていました。
読んでいた漫画の世界観は心がワクワクするもので、自分のワクワクする世界を人にも見せたい、という思いで漫画を描いています。
投稿している漫画雑誌は少年誌で「月刊少年ガンガン」と「月刊少年サンデー」に投稿しています。
「月刊少年ガンガン」で努力賞を頂きました。作品づくりにはドキドキする要素を入れることを大切にして、自分の興味が沸いたものを深く掘り下げて描いています。
樹本先生とのご縁は高校時代からで、漫画塾の塾生になり、YICを卒業してから大道理に移住するまでの間に樹本先生のご自宅に一年半住まわせて頂きながら指導して頂き、漫画漬けの毎日を送りました。
【自然に囲まれた生活の中で…】
大道理に移住して間もなく、タケノコ掘りをしました。周南市戸田出身で、タケノコ掘りの経験はありましたが、久しぶりに自然に触れて、とても楽しい体験でした。
▲タケノコ掘り! 左から切戸さん、矢尾さん、田中さん、小池さん
私以外の女子二人はタケノコ掘りが初めてでしたが、楽しんでいて、一緒にこういう体験を楽しめるメンバーで良かったなあと感じました。
三人での共同生活を日々楽しんでいます。
作品を生み出す時は、ネタを考えたらそれを広げていって、どうやったら面白くなるか、ストーリーにインパクトを持たせられるかを考えて、考えたことをさらに超えていくことが必要になってきます。現在、受賞して漫画家としてデビューすることを目指して作品作りをしています。」
月曜日は矢尾聡一朗さんをご紹介します!
2016年4月。大道理地区に男性三人、女性三人の六人の漫画家志望の二十歳代の若者が大道理地区へ移住して来られました。
住まいは男性陣、女性陣とでそれぞれ家を借りて共同生活を送っておられます。
こちらの六名の皆さんはどのようなきっかけで大道理地区への移住を決めたのか、それから漫画家を志したきっかけ、大道理地区に移住してからの生活、
そしてこれからの夢についてお話を伺って来ました。
【樹本先生と6人の漫画塾生】左から樹本先生、切戸章平さん、
原田晃太郎さん、矢尾聡一朗さん、坂井月美さん、田中美樹さん、小池香菜絵さん
【漫画塾生六名、ご紹介!】
一日ずつ、六名の漫画塾生をご紹介していきたいと思います。
今日はメンバー中、一番年長の「切戸章平(きれと しょうへい)さん」をご紹介します!
小池さんが描いた切戸さん似顔絵
『漫画を描き始めたのは、6人の中では僕が一番遅いと思います。
YICキャリアデザイン専門学校のデザイン科の卒業生ですが、在学中は画家を目指していました。
卒業後、二十歳で個展を開いたのですが、(それまで進んでいた方向性に)違和感を覚えました。
それから漫画を描くようになり、一年半かけて一本描きました。初めて描いた作品を樹本先生に見て頂いたところ厳しい評価をされましたが、先生には漫画家として影響を受け、大変お世話になっています。
大道理地区への移住は、樹本先生から声をかけて頂き決めました。
移住するまでは山口市で一人暮らしをしていましたが、生活は全く変わりました。
食事は男子三人交替で作っています。
大道理地区に移住してから朝は自然に目が覚め、毎日が充実していて気持ちが良いです。
一人暮らしの時は部屋にこもって漫画を描くという毎日でしたが、移住してからはほかのメンバーから刺激を受けていて、良い環境に身を置けていると感じます。
一日の生活の中で、漫画は7時間くらい描いていて、それ以上描く日もあります。
描いている漫画のジャンルはアクションものが主です。
ストーリーはこういうシーンを描きたいという核になるものを決めて、そこから描き始めます。
漫画を描くには五感で感動する体験が大切な糧になります。
(取材した日はたい肥づくりをされたとのことでしたが)農作業をさせて頂くなど毎日が新鮮で楽しいです。
移住後すぐに里の案内人の兼平さんから声をかけられ、地域に貢献したいと思い、芝桜まつり会場でのうどん屋さんで接客、受付、会計のお手伝いの仕事をして、
皆ソフトクリーム作りが上手くなりました。
【現在、そしてこれからのこと】
現在、周南市から依頼された仕事などをしています。
依頼されたことに応えられる作品作りを心掛けています。
大道理に移住して共同生活が始まり、ここからが漫画家としてのスタートです。漫画で生きていきたいです。
明日は小池香菜絵さんをご紹介いたします!
高齢者サロンが行われた6月22日。
「道の駅 ソレーネ周南」の移動販売車ゆーとぴあ号が大道理夢求の里交流館へやって来ました!
大道理地区はスーパーなどの商業施設まで距離があり、自家用車や生活交通もやい便を利用するなどしないと、買い物に行きにくい環境にあり、高齢者サロンのある第四水曜日に合わせて、来て頂こうということとなり、今回初めて来て頂きました!
ソレーネ周南さんは現在、買い物にご不自由しておられる方でご要望のある方について、市内中山間地域では中須地区、須金地区、鹿野地区にお住まいの方の個人宅まで毎週金曜日に、和田地区、戸田地区、湯野地区、夜市地区では毎週火曜日に移動販売車ゆーとぴあ号で回られているそうです。
この日は梅雨らしくあいにくの雨でしたが、ソレーネ周南さんの移動販売車が来られることを福祉部の皆さんに、事前に高齢者サロンに来られる皆さんにお伝えして頂いたところ…
高齢者サロンに来られていた方がた、福祉部の皆さんがゆーとぴあ号へと集まって来られました!
ソレーネ周南さんの職員さんは「今回が初めてなので、利用される皆さんがどのようなものを求めておられるか分からないので、このようなものが良いのではないかという商品をみつくろって持って来ました」とおっしゃっておられました。
利用された高齢者サロン参加者の方からは「一人暮らしなので豆腐一丁は多いので、少量を小分けにして四つくらいになっているものを持って来てほしい」、「いろいろな種類の果物が欲しい」などの要望の声があがっていました。
「今はちょうど果物の種類があまりない時期。次回は小分けされたお豆腐やご要望された商品をお持ちします」とのことです。
次回は来月の高齢者サロン開催日第四水曜日の7月27日の午後三時ごろ来館予定です!
高齢者サロンの皆さん楽しそうにお買い物されていました。
ソレーネ周南の職員の方に今後の展開について聞きしたところ、移動販売での商品の提供だけでなく、大道理地区で作られた農産物品や、高齢者サロンで作られた手芸作品など大道理地区で生産された商品を買い取って販売して頂く形にしていきたいとおっしゃっておられ、中山間地域にとってとてもありがたい仕組みであり、今後が楽しみだと感じました。ソレーネ周南さん、今後ともよろしくお願いいたします!
周南市中山間地域のブログ「しゅうなん里の縁側.com」でも大道理地区のブログをご覧いただけます!
こんにちは。夢求の里交流館、山縣です。
大道理夢求の里交流館では「心と身体を優しく整える ハーブ&アロマ体験講座」を開催いたします!
講座で作る作品は
★第一部 ハーブ石鹸
★第二部 蚊よけスプレー または ハーブソルト作り のどちらかをお選び頂きます
◇ハーブ石鹸は作っている時からラベンダーの優しく清々しい香りに包まれて、癒されます♪
◇ハーブソルトはこだわりの塩とオレガノ、セージ、タイムなど十数種類のハーブを使った万能調味料で、減塩効果も期待されます!
◇蚊よけスプレーは精油を使った身体に優しい成分でお子様のお出かけの時などにお使い頂く時などにも安心です。
夏休み期間中の講座で、お子様の夏休みの自由研究としてもおススメです!
◆お昼ごはんは「大道理ほたる工房」のまんかい弁当です。
講師の有吉先生のご自宅で栽培されたハーブティーを飲みながら楽しく作りましょう♪
お問合せは
大道理夢求の里交流館 向道支所
0834-88-1830
大道理地区の生活交通として昨年10月に本格運転を開始した「もやい便」に新たに6人の運転手さんの登録がありました!
▲もやい便の運転手に登録された6名の方です
左から秋積達雄さん、福田国雄さん、森田清美さん、
兼俊勉さん、山田事務長、兼俊勝さん
こちらの6名の皆さんは、今年5月に宇部市の運転免許教習所で、有償運転を行う方のための「移動サービス認定運転者講習」を受けられ、実際に講習を受けた方の中のお一人は6月から運転手としての活動を始められました。
平成26年10月に「もやい便」の実証運行が始まり、二人の運転手の方が交替で運行されていましたが、これからも長く「もやい便」を継続していくために、運転手として活動できる方を増やすこととなりました。
大道理地区の皆さんに、新しく運転手として登録された方の顔を知って頂いて、運転手の登録をされたことへの思い、実際運転手として活動されることとなった時に、どのような気持ちで臨まれるのかについてお伝えするため、今回登録された皆さんにお話をお聞きしました。
皆さんが受けられた、有償運転者講習の時間割を見せて頂いたところ、午前中は安全に利用者を乗せて運転するために必要な知識の座学講義があり、午後からは実際にコースに出て運転実技の講習、という内容となっていました。
講習会を受けて、運転手として必要な知識や技能について意識が変わりましたかという質問をすると、『目の見えない人、車イスに乗られている方を車に乗せる時のことなど、初めて今回知ることが出来た。利用者さんについて、様々な状況が考えられることに気付いた』という意見や、
『車のドアを運転者が開けて、利用者が乗車して、座ってシートベルトを締められたのをきちんと確認してから初めて発車しないといけない。
安心して安全に利用して頂くための必要な知識について、講習を受けてみて改めて確認できた』と話される方もおられました。
また実技講習のコースでの運転は皆さん免許を取って以来のことだということで、様々なエピソードが飛び出しました。
それから、運転手に登録された方の「もやい便運転手」として心掛けたいこと、これからの思い、利用される方へ伝えたいことについて、それぞれお話して頂きました。
森田清美さん 「せっかく始まった生活交通もやい便。これからもずっと継続して、後継者を育てて引き継いでいかないといけない」
兼俊 勉さん 「気軽に使ってほしいです。大道理の中でお友達の家へ遊びに行かれる時なども、遠慮せずに利用して頂きたいです」
兼俊 勝さん 「利用される方の顔をまず覚えて、ご自宅の場所を知っていくことから始めたい。運転手として安全運転を心掛けたいです」
秋積達雄さん 「運転手登録は、地域の方の役にたちたい気持ちで応募しました。自分の十年先を考えた時、「生活交通もやい便」という仕組みは「自分にとっても地域にとっても必要な仕組み」だと思っています。
もやい便は利用される方の年齢制限はありません。皆さんにはもっと気軽に利用してほしいです。利用された方はご近所の方にももやい便のことをお話してほしい。広報誌等でもやい便についてPRしていきたいです」
福田国雄さん「事故のないよう、気をつけて運転していきたいです」
最後に森田さんの「皆さん、お互い協力しながらやっていきましょう」という言葉が締めとなりましたが、お話を伺っている時に、何度となく皆さんそれぞれ、もやい便は大道理にとって、とても大切な仕組みだということをおっしゃり、自分たちのように定年退職した立場の人間でしか実際に運転手としての活動は出来ないけれど、年齢的なこともあるので、1~2年先のことを常に見ながら運転手を探して育てていって、これからもずっと継続していかないといけないということを話されました。
これから皆さんどうぞよろしくお願いいたします!
周南市中山間地域8地区のブログ「しゅうなん里の縁側.com」でも大道理地区のブログをご覧になれます!
6月8日、仕事が終わっていつも通りに夢求の里交流館の敷地から下って車を走らせていると、Mさんの車と姿が見えました。
Mさんに向かって手を振ると、Ⅿさんは三嶋神社下の駐車場へ入られ、私に向かって声を掛けられたため、駐車場へ向かって見ると
「横川のIさんところのサツキが、まあ見事じゃけえ」とおっしゃいます。
Mさんとは、写真がお好きでとても熱心に撮られている方で、大道理地区の花や自然について詳しく、日頃からご自分の撮られた写真を夢求の里交流館にお持ち頂いて見せて頂いたり、
撮影スポットやコツなど何かと教えて頂いています。大道理地区の知る人ぞ知るお花スポットでの見頃や、その季節ならではの生き物等、
日頃からあちらこちらへと足を運んで撮影されている方にしか知り得ない貴重なものも沢山見せて頂き、そのたびに
「大道理にこんな場所が…とか、こんな花や生き物がいるんだ!」ということを知ることができ感動します。
この日は、Iさん宅のサツキの花がちょうど見頃で、その日の夜は雨の予報となっていたため
「今日しか見られん。明日になったら花がダメになるから、見せられるといいがと思っとった」
おっしゃり、今まさに盛りのサツキを見せて頂くことになりました。
「すごいじゃろうー。昨日撮りに来たときにはキジがおって花と一緒に撮れた」とのこと。
「日頃、猫ばかり撮っていて、花とか風景とか構図が上手く切り取れなくて苦手なんです(-_-;)」
という私に、「花だけ撮ったらいい」と構図についても指導してくださり、Mさんの三脚をお借りしてサツキをカメラに収めました。
花にも裏年は存在するようで「こんなに見事な年は滅多にない」そうです。
見事な咲き方をした年のちょうどその日までの限定の「盛り」に立ち会うことが出来たのは有難いことでした。
それから、ウツギが群生している山を見せて頂いたり、ホタルブクロが美しく咲いている場所にご案内頂いたり、初夏の大道理の花めぐりを堪能させて頂きました!
自然が身近にある恵まれた環境にいながら、Mさんから教えて頂くまではこんなに多種多様な花々がそこに存在していることを知らないまま、車で日頃通り過ぎる中で見過ごしてしまっていました。
サツキを見せて頂いた翌日、配りものをしていると、河内地区で再びMさんと遭遇しました。
この日は「このあたりには山アジサイが咲くから撮りに来た」と仰っていました。
写真が好きで、自然が好きで、大道理地区の美しいものを沢山知っておられ、カメラに収めておられるMさん。
これからも、沢山のことを教えて頂き、大道理地区の自然の美しさに触れさせていただきたいです。
よろしくおねがいします。
ホタルブクロといえば、新畑東地区の新年度の自治会長のAさん宅へ配りもので訪れた時、濃い紫のホタルブクロをお庭に植えておられて、こちらも凛とした美しさがあって
「この色のホタルブクロは珍しいですね!初めて見ました。とても素敵な色ですね」と言うと、Aさんは「あげますよ」と株ごと抜いてくださいました。
ありがたく頂いて、交流館のプランターに植えさせていただきました。Aさん、ありがとうございます!大切に育てます<(_ _)>