高齢者サロンが行われた6月22日。
「道の駅 ソレーネ周南」の移動販売車ゆーとぴあ号が大道理夢求の里交流館へやって来ました!
大道理地区はスーパーなどの商業施設まで距離があり、自家用車や生活交通もやい便を利用するなどしないと、買い物に行きにくい環境にあり、高齢者サロンのある第四水曜日に合わせて、来て頂こうということとなり、今回初めて来て頂きました!
ソレーネ周南さんは現在、買い物にご不自由しておられる方でご要望のある方について、市内中山間地域では中須地区、須金地区、鹿野地区にお住まいの方の個人宅まで毎週金曜日に、和田地区、戸田地区、湯野地区、夜市地区では毎週火曜日に移動販売車ゆーとぴあ号で回られているそうです。
この日は梅雨らしくあいにくの雨でしたが、ソレーネ周南さんの移動販売車が来られることを福祉部の皆さんに、事前に高齢者サロンに来られる皆さんにお伝えして頂いたところ…
高齢者サロンに来られていた方がた、福祉部の皆さんがゆーとぴあ号へと集まって来られました!
ソレーネ周南さんの職員さんは「今回が初めてなので、利用される皆さんがどのようなものを求めておられるか分からないので、このようなものが良いのではないかという商品をみつくろって持って来ました」とおっしゃっておられました。
利用された高齢者サロン参加者の方からは「一人暮らしなので豆腐一丁は多いので、少量を小分けにして四つくらいになっているものを持って来てほしい」、「いろいろな種類の果物が欲しい」などの要望の声があがっていました。
「今はちょうど果物の種類があまりない時期。次回は小分けされたお豆腐やご要望された商品をお持ちします」とのことです。
次回は来月の高齢者サロン開催日第四水曜日の7月27日の午後三時ごろ来館予定です!
高齢者サロンの皆さん楽しそうにお買い物されていました。
ソレーネ周南の職員の方に今後の展開について聞きしたところ、移動販売での商品の提供だけでなく、大道理地区で作られた農産物品や、高齢者サロンで作られた手芸作品など大道理地区で生産された商品を買い取って販売して頂く形にしていきたいとおっしゃっておられ、中山間地域にとってとてもありがたい仕組みであり、今後が楽しみだと感じました。ソレーネ周南さん、今後ともよろしくお願いいたします!
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こんにちは。夢求の里交流館、山縣です。
大道理夢求の里交流館では「心と身体を優しく整える ハーブ&アロマ体験講座」を開催いたします!
講座で作る作品は
★第一部 ハーブ石鹸
★第二部 蚊よけスプレー または ハーブソルト作り のどちらかをお選び頂きます
◇ハーブ石鹸は作っている時からラベンダーの優しく清々しい香りに包まれて、癒されます♪
◇ハーブソルトはこだわりの塩とオレガノ、セージ、タイムなど十数種類のハーブを使った万能調味料で、減塩効果も期待されます!
◇蚊よけスプレーは精油を使った身体に優しい成分でお子様のお出かけの時などにお使い頂く時などにも安心です。
夏休み期間中の講座で、お子様の夏休みの自由研究としてもおススメです!
◆お昼ごはんは「大道理ほたる工房」のまんかい弁当です。
講師の有吉先生のご自宅で栽培されたハーブティーを飲みながら楽しく作りましょう♪
お問合せは
大道理夢求の里交流館 向道支所
0834-88-1830
大道理地区の生活交通として昨年10月に本格運転を開始した「もやい便」に新たに6人の運転手さんの登録がありました!
▲もやい便の運転手に登録された6名の方です
左から秋積達雄さん、福田国雄さん、森田清美さん、
兼俊勉さん、山田事務長、兼俊勝さん
こちらの6名の皆さんは、今年5月に宇部市の運転免許教習所で、有償運転を行う方のための「移動サービス認定運転者講習」を受けられ、実際に講習を受けた方の中のお一人は6月から運転手としての活動を始められました。
平成26年10月に「もやい便」の実証運行が始まり、二人の運転手の方が交替で運行されていましたが、これからも長く「もやい便」を継続していくために、運転手として活動できる方を増やすこととなりました。
大道理地区の皆さんに、新しく運転手として登録された方の顔を知って頂いて、運転手の登録をされたことへの思い、実際運転手として活動されることとなった時に、どのような気持ちで臨まれるのかについてお伝えするため、今回登録された皆さんにお話をお聞きしました。
皆さんが受けられた、有償運転者講習の時間割を見せて頂いたところ、午前中は安全に利用者を乗せて運転するために必要な知識の座学講義があり、午後からは実際にコースに出て運転実技の講習、という内容となっていました。
講習会を受けて、運転手として必要な知識や技能について意識が変わりましたかという質問をすると、『目の見えない人、車イスに乗られている方を車に乗せる時のことなど、初めて今回知ることが出来た。利用者さんについて、様々な状況が考えられることに気付いた』という意見や、
『車のドアを運転者が開けて、利用者が乗車して、座ってシートベルトを締められたのをきちんと確認してから初めて発車しないといけない。
安心して安全に利用して頂くための必要な知識について、講習を受けてみて改めて確認できた』と話される方もおられました。
また実技講習のコースでの運転は皆さん免許を取って以来のことだということで、様々なエピソードが飛び出しました。
それから、運転手に登録された方の「もやい便運転手」として心掛けたいこと、これからの思い、利用される方へ伝えたいことについて、それぞれお話して頂きました。
森田清美さん 「せっかく始まった生活交通もやい便。これからもずっと継続して、後継者を育てて引き継いでいかないといけない」
兼俊 勉さん 「気軽に使ってほしいです。大道理の中でお友達の家へ遊びに行かれる時なども、遠慮せずに利用して頂きたいです」
兼俊 勝さん 「利用される方の顔をまず覚えて、ご自宅の場所を知っていくことから始めたい。運転手として安全運転を心掛けたいです」
秋積達雄さん 「運転手登録は、地域の方の役にたちたい気持ちで応募しました。自分の十年先を考えた時、「生活交通もやい便」という仕組みは「自分にとっても地域にとっても必要な仕組み」だと思っています。
もやい便は利用される方の年齢制限はありません。皆さんにはもっと気軽に利用してほしいです。利用された方はご近所の方にももやい便のことをお話してほしい。広報誌等でもやい便についてPRしていきたいです」
福田国雄さん「事故のないよう、気をつけて運転していきたいです」
最後に森田さんの「皆さん、お互い協力しながらやっていきましょう」という言葉が締めとなりましたが、お話を伺っている時に、何度となく皆さんそれぞれ、もやい便は大道理にとって、とても大切な仕組みだということをおっしゃり、自分たちのように定年退職した立場の人間でしか実際に運転手としての活動は出来ないけれど、年齢的なこともあるので、1~2年先のことを常に見ながら運転手を探して育てていって、これからもずっと継続していかないといけないということを話されました。
これから皆さんどうぞよろしくお願いいたします!
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6月8日、仕事が終わっていつも通りに夢求の里交流館の敷地から下って車を走らせていると、Mさんの車と姿が見えました。
Mさんに向かって手を振ると、Ⅿさんは三嶋神社下の駐車場へ入られ、私に向かって声を掛けられたため、駐車場へ向かって見ると
「横川のIさんところのサツキが、まあ見事じゃけえ」とおっしゃいます。
Mさんとは、写真がお好きでとても熱心に撮られている方で、大道理地区の花や自然について詳しく、日頃からご自分の撮られた写真を夢求の里交流館にお持ち頂いて見せて頂いたり、
撮影スポットやコツなど何かと教えて頂いています。大道理地区の知る人ぞ知るお花スポットでの見頃や、その季節ならではの生き物等、
日頃からあちらこちらへと足を運んで撮影されている方にしか知り得ない貴重なものも沢山見せて頂き、そのたびに
「大道理にこんな場所が…とか、こんな花や生き物がいるんだ!」ということを知ることができ感動します。
この日は、Iさん宅のサツキの花がちょうど見頃で、その日の夜は雨の予報となっていたため
「今日しか見られん。明日になったら花がダメになるから、見せられるといいがと思っとった」
おっしゃり、今まさに盛りのサツキを見せて頂くことになりました。
「すごいじゃろうー。昨日撮りに来たときにはキジがおって花と一緒に撮れた」とのこと。
「日頃、猫ばかり撮っていて、花とか風景とか構図が上手く切り取れなくて苦手なんです(-_-;)」
という私に、「花だけ撮ったらいい」と構図についても指導してくださり、Mさんの三脚をお借りしてサツキをカメラに収めました。
花にも裏年は存在するようで「こんなに見事な年は滅多にない」そうです。
見事な咲き方をした年のちょうどその日までの限定の「盛り」に立ち会うことが出来たのは有難いことでした。
それから、ウツギが群生している山を見せて頂いたり、ホタルブクロが美しく咲いている場所にご案内頂いたり、初夏の大道理の花めぐりを堪能させて頂きました!
自然が身近にある恵まれた環境にいながら、Mさんから教えて頂くまではこんなに多種多様な花々がそこに存在していることを知らないまま、車で日頃通り過ぎる中で見過ごしてしまっていました。
サツキを見せて頂いた翌日、配りものをしていると、河内地区で再びMさんと遭遇しました。
この日は「このあたりには山アジサイが咲くから撮りに来た」と仰っていました。
写真が好きで、自然が好きで、大道理地区の美しいものを沢山知っておられ、カメラに収めておられるMさん。
これからも、沢山のことを教えて頂き、大道理地区の自然の美しさに触れさせていただきたいです。
よろしくおねがいします。
ホタルブクロといえば、新畑東地区の新年度の自治会長のAさん宅へ配りもので訪れた時、濃い紫のホタルブクロをお庭に植えておられて、こちらも凛とした美しさがあって
「この色のホタルブクロは珍しいですね!初めて見ました。とても素敵な色ですね」と言うと、Aさんは「あげますよ」と株ごと抜いてくださいました。
ありがたく頂いて、交流館のプランターに植えさせていただきました。Aさん、ありがとうございます!大切に育てます<(_ _)>
こんにちは。
夢求の里交流館、山縣です。
晴天ならば5月は爽やかな季節ですが、梅雨を思わせるような雨空が週明けから続きました。
数日ぶりに雲の合間から覗いた青空と、だいぶ濃さを増した緑に、少し晴れやかな心地のする午後となりました。
6月10日(金)、11日(土)の午後6時から午後9時まで、大道理夢求の里交流館周辺にて
「第24回 ほたる観賞の夕べ」が開催されます。
夢求の里交流館周辺の川沿いのホタルロードを蛍を眺めながら散策しに大道理地区へいらしてみませんか?
【お問合せ先】:大道理夢求の里交流館
周南市大字大道理1332番地
☎0834-88-1830
季節は春から初夏へと進んでいきます。
先月、フォトコンテスト実施についてのお知らせを「大道理日記」上でもお知らせしましたが、
四季折々、その時にしか出会えない風景を間近で見て癒されて、カメラに収める形の「ほたる観賞の夕べ」の楽しみ方もおススメいたします。
4月。今は芝桜まつり真っ盛りの大道理地区ですが、少しだけ時を遡ります。
3月19日、大道理夢求の里交流館で「中山間地域を元気にする研修会」が開かれ、
周南市北部8地区の中山間地域の団体に所属する方や周南市内の事業者の方、
市職員など約40名の方が参加されました。
今回の研修会のテーマは「農村と都市の交流人口を拡大するための連携戦略」というもので、午前中に行われた第一部は、
地域づくり総合プロデューサーの宮本倫明さんが、ご自身が関わって来られた三重県や愛媛県など様々な県での地域づくりの取り組み事例についてのお話をされました。
講演の最初に、地域づくりは対話をする場づくりが、まず第一歩であるというお話をされました。
愛媛県の事例では、何が地域の観光資源になるのかを考えた時、地域のコミュニティの活動でしていることを、
来られた方に楽しんでもらうという形で観光資源化するために「こんなことをしたら楽しい」
という地域の自慢を見つけることから始めたというお話をされました。
そこでは、地域の方が第三種旅行業の免許を取得され、自分たちで旅行会社を立ち上げられたということです。
それから、連携することで新しいものが生まれ、大きくなり、価値が生まれていくという事例をいくつか紹介されました。
三重県の事例では、地域と企業との連携、高校、大学など学校との連携など様々な事例を紹介されました。
商品開発だけでなく、高校、大学と連携した竹林の整備、耕作放棄地を整備する地域貢献活動に、
大学生のサッカー部の合宿で来てもらった事例、漂着ゴミを拾う活動と物販をコラボさせ、イベント大賞を受賞した答志島の「奈佐の浜プロジェクト」という事例など幅広い分野での連携の事例をお話し下さいました。
講演後、平成28年度から始まる「周南市共創プロジェクト」の説明がありました。
こちらは、持続的に地域づくり活動を行うために、宮本さんの講演での事例にあったような、
様々な異なる業種の二つ以上の団体が連携して周南市域を対象とした公益的な活動を行う際、
市からの財政(初期投資のサポート)、人的支援(プロデューサー、専門家派遣)を行いますというものです。
お昼には机をぐるりと四角く並べ、皆さんで歓談されながら大道理ほたる工房のお弁当を召し上がり、楽しい時間を過ごされました。
午後からは、今回参加された周南市北部中山間の8地区それぞれテーブルに分かれて、
座談会として、各地域の自然や歴史、そこで体験できること、風習、ゆかりの人物など自慢発表が行われ、北部中山間地域全体で各地区の自慢を共有しました。
▲大道理地区の皆さんの話し合い風景です
付箋にそれぞれ思い付く自慢を書いて模造紙に貼っていきます
その後、地区ごとにテーブルに集まっていたところから席を移動して、異なる地域の方がたや事業者の方が一つテーブルに集まって5つのグループを作り、今度は、それぞれ地域や企業等で連携して新しい商品、サービス、体験等、何ができるかを話し合って発表する場へ変わりました。
発表の場では、それぞれ異なる地域で集まってチームを作って話し合いを行ったことで、様々なアイデアが生まれました!
長穂の軽トラ市を八地区で連携して行うといった意見、桜などの花、滝、ほたる等の観光資源での連携に関する意見、食に関する特産品づくりを北部全体で取り組もうという意見など、他にも連携することで、様々なものが生まれていきそうな、これからが楽しみになりそうなアイデアが沢山発表されました。
連携によって、周南地域で新たな今までにない価値を持ったプロジェクトが今後色々と生み出されていく端緒となる会となりました。
こんにちは。
夢求の里交流館山縣です。
芝桜まつりが3日から始まり、大道理地区では連日、沢山の方が花を愛でに来られています。
芝桜の時期だけではなく、どこか懐かしく心落ち着く徳山北部の原風景が残る四季折々の風景や人など、
大道理の魅力に触れてもらって、あなたが見つけた、とっておきの景色をカメラに収めてみられませんか!?
【人と自然が繋がる里おおどうり フォトコンテスト】
フォトコンテスト応募要項 pdfファイルデータです↓
フォトコンテスト 応募要項
撮影期間: 平成28年4月10日(日)~10月14日(金)までで
募集期間: 平成28年9月1日(木)~10月14日(金) 当日必着です。
題材:「大道理の四季折々の風景、人、暮らしの中での風景(祭、イベント、日常風景など)」
応募先:お問合せ
〒745-0242 周南市大字大道理1332番地 大道理夢求の里交流館 「大道理フォトコンテスト」係
✉mukunosato@m2.ccsnet.ne.jp
☎0834-88-1830 担当(山田 山縣)
主催:大道理夢求の里交流館 後援:大道理百笑倶楽部
こんにちは。
春らしい穏やかな日和と寒の戻りを繰り返しつつ、本格的な春の訪れが近づいてきているのを感じます。
今年の「芝桜まつり」もいよいよ近づいて来ました!
「第6回芝桜まつり」は4月3日から30日までの開催です。
天候等によっては開花期間が短くなる場合もございますので
開花状況をご確認の上、ご来場ください。
開花状況については、まつり開催時より
「大道理日記」上でも下記の「しゅうなん里の縁側.com」の
↓Facebookの大道理のページ上でも随時お届けしていきます!
チラシの拡大↓ と地図の拡大↓
春ののどかな田園風景と10万本の芝桜を愛でに大道理へいらっしゃいませんか?
オートバイに乗ったカエル、カニ、新作は大道理地区のNさん宅の愛猫をモデルに作った猫など
表情豊かな様々な種類の動物や水車、合掌作り風の小屋など年々作品の種類や幅が増えつつある
大道理地区の手作り作家の貞弘始さん。
「作品作りよるけえ、写真撮りに来るなら今!」という貞弘さんからの伝言を井上向道支所長から賜り、
3月中旬の午後、貞弘さんの工房へ作業風景を見せて頂きに伺いました。
ご自分の作品とご一緒に!
貞弘さんが作品づくりを始めたのは仕事を定年退職された6年ほど前のことだそうで、
きっかけは「芝桜まつりで何か役に立つことをしたい」という思いで始めたそうです。
最初は竹のポットから始まり、お客様から直接「こんなのが良い!」というリクエストの声を頂き、
年々作品の幅が広がって進化していったそうです。
動物シリーズの作品作りで心掛けておられる点は、子どもが見て可愛いと感じる作品づくり。
目を可愛くする!というのがポイントで、「目が可愛くないと作品は売れない」のだそうです。
作品の一部。手前はオートバイに乗ったカエル、後ろの作品は猫など
ご自宅の工房にお伺いしている間、度々「ものづくりは面白い!楽しい」とおっしゃっていた貞弘さん。
昨年お邪魔させて頂いた時にはちょうどご自宅の倉庫も手作りされている最中でした。
これからまた、貞弘さんが楽しみながら生み出していかれる新たな作品たちと出会えることがとても楽しみです!
作品の一部。カニの大群です
作品を置かれている棚。本当に沢山の作品を作っておられます
暖冬といわれた今シーズンの冬でしたが、一気に大寒波がやって来て、まとまった雪となりました。
昨年12月に、「むくろじ」で大道理地区の「ふるさと祭」の昔を知る方からお話をお伺いするために、
ご自宅にお伺いした福原新さんから、「これから竹細工を今から始めるから、良かったら見に来るかね?」
というお電話を頂きました。
竹細工作品と福原さん
福原さんの竹細工作品です
竹細工研修の修了証書。
日付は昭和21年6月末日です
昨年ご自宅にお伺いした時、作品はいくつか見せて頂いたのですが、実際に作るのは、雪が降って外の作業が出来なくなってからだということでした。
その時に、「作業を始められる時には是非見せて下さい」。
とお願いしていたところ、大寒波での雪で、ちょうど作業を目の当たりにできる「その時」がやって来ました。
ご自宅に伺うと、作業をされる部屋には先月お伺いした時と同様、薪ストーブが焚かれ、外の雪と相まって、
冬らしい風情と薪の燃える香りが広がって、ほっかりとする雰囲気の中で、福原さんの淹れて下さったお茶をごちそうになりながら、
作業が始まるまでの少しの時間、奥様とお話させて頂きました。
福原さんが竹細工を学ばれたのは、写真の通り昭和21年のことで、
山口市で三カ月間の寮生活を送りながら、技術を身に付けられました。
福原さんが竹細工を学んだ時期はちょうど戦後で、物が無い時代。
町場から野菜などを買い求めに来られる方の自転車の籠(通称やみ籠と言っていたそうです)
などが良く売れ、「生活の支えになった」とおっしゃいました。
時が流れて、竹細工の需要が少なくなった後は会社勤めをされ、定年退職されてから、
再び竹細工を始められたそうですが、かなりのブランクがあっても体が覚えていた、と言われ、
スムーズに再開できたことが伺えました。
▲ルーラルフェスタでの竹細工実演の様子
ルーラルフェスタが大道理地区で行われていた頃には、竹細工の実演をされたり、
小学校に行って、竹とんぼづくりを教えて、皆で飛ばしたりといった内容の活動もされていたそうです。
福原さんは、ご自分が身に付けた技を残したいという思いを強く持っておられ、竹細工の会を作り、
人が集まったら作り方を教えたい、とおっしゃいます。
「技を身に付けるのは簡単ではない。作り始めるまでの「ひご」を作るのが難しい」。
と、度々おっしゃっていた「竹ひご」作りの技を降雪の1月下旬、目にすることがようやく叶いました。
竹細工を始めるにあたり、竹の種類について、まず、ご説明して下さいました。
福原さんが竹細工に使われる竹は「ホンダケ」という種類の竹で、時期的には孟宗竹、破竹が生えた後、
一番遅くに生えてくる竹なのだそうです。
孟宗竹は繁殖力があって、はびこって困るくらいなので、竹細工に使えれば良いのですが、
残念ながら、「身が硬く、肉厚のため、加工しづらく竹細工に向かない」。
とのことで、竹細工に使うホンダケは孟宗竹ほどの繁殖力はなく、大道理でもあちらこちらにあることはあっても、
残念ながら沢山の数は無いということを教えて下さいました。
竹は10月、11月が一年の中での一番良い切り時で、
その他の時期に切ると、虫がついてダメになるそうです。
一番良い時期に切っておいた竹を、日陰で、乾燥で割れたりしないよう、時々水をやりながら、
大切に管理しながら置いておき、それを加工に使えるよう、作業前には「竹ひご」づくりに取り掛かられます。
日に当たると、折れたり、粘り気がなくなったりして、加工には向かなくなるとおっしゃいます。
「竹ひご」づくりは、丸い竹を半分に割り、それをさらにまた半分に割り…という作業を繰り返していきます。
「編むのは器用な人じゃったらすぐに出来るようになる。けど竹ひごを作るのはすぐにはなかなか出来ん」。
とのことですが、長年竹細工をされてきた福原さんは、体が覚えているため「指が自然に動く」のだそうで、
「よそ見しちょっても出来る」。と、とても自然で流れるような美しい動作で加工され、
職人さんならではの熟練の技を目の当たりにして、釘づけになりました。
縦に割っていった竹を今度は、編みやすい厚みの「ひご」にするため、皮の部分と身の部分とに分けていきます。
幅と厚みをを作りたい物のサイズに近づけたら、今度は、使う竹ひごの横幅を均一に揃えていく作業です。
市販の竹細工のひごづくり用の道具を見て、福原さんがご自分で拵えたという
「幅揃え用の道具」が、ここで登場します。
▲道具の刃を作りたい物の幅に設定します
▲竹ひごを通していきます
▲左手で竹ひごがずれないように押さえ、右手で引いていきます
ひごの幅が揃ったところで、今度は、出来上がりの品が使う方に使い易いよう、角の面取り作業をします。
こちらも、福原さんが鍛冶屋さんにオーダーメイド作ってもらったという特殊な刃の道具で加工していきます。
▲作りたいものによって、竹ひごの横幅は変わってきますが、
それぞれのサイズに合わせ、
幾通りもの横幅の竹ひごの面取りができる、優れものの道具です!
▲面取り風景の全景です。
ここまでの竹ひご加工作業を経て、初めて籠を編み始められます。
竹の「そうけ」を作っておられます。こちらを完成させるまでには約3日ほどかかるそうです。
▲竹の目をそろえておられます
さらに、こんなのもあるとご紹介頂いた編み方で、こちらは「六つ目」というものだそうです。
こちらも、竹と竹との編み目の空間が六角形になっていて、とても美しい編み方です。
この編み方で編まれたものは、籠にして使ったり、コースター等で用いられたり、様々な用途で用いられます。
雪道の運転に自信がなく、当初歩いて福原さんのご自宅まで伺う予定が、
井上正彦向道支所長が福原さん宅まで送迎して下さいました。
上の写真は帰りに迎えに来られた井上支所長に、福原さんが笑顔で竹細工の作業工程を説明されているところです。
山口県は、鹿児島、大分県に次いで、全国三番目の竹林面積を持つ県だそうで、
先日BSのテレビ番組を観てみると、北海道の「ササラ電車」に使われている竹は
萩の竹を使っていると言っていました。
萩の竹は質が良い、ということで、遠く北海道の地で活躍しているという事実を初めてその時知りました。
他にも、番組内では萩の竹を使った家具などのことも紹介されているのを目にすると、
竹を加工できる職人さんが身近におられ、技を目の当たりにして、
この技を活かして、伝承しないと勿体ないと痛感しました。
福原さん、素晴らしい技を見せて下さり、感激でした。
本当にありがとうございました!



