こんにちは。大道理地区に移住された漫画塾生を先日からご紹介していますが、その3日目。
今日は矢尾聡一朗さんをご紹介します!
矢尾聡一朗(やおそういちろう)さん:
「YICキャリアデザイン専門学校を今年(平成二十八年)春、卒業したばかりです。漫画家は中学二年生で志しました。本格的に描くようになったのは十八歳、専門学校に入学してすぐ描き始めました。漫画はコミカルなものが好きで楽しく読める作品を読み漁りました。
僕は「週刊少年サンデー」に投稿して、担当さんが付いています。作品のジャンルにはこだわらず描いています。昨年七月に描いた作品は科学と魔法とが両立する世界の漫画を描きましたが、出来上がるまでにとても時間がかかりました。樹本先生に見て頂いて、相談しながら修正を加えて加えて仕上げました。
大道理へ来るまでは自炊経験ゼロでしたが、共同生活の中で料理を作り始めました。初めての共同生活ですが、雨漏りなどの大変なことを含めてすごく楽しいです。
農作業は周りの方のお手伝いなどから始めていろんなことを知っていって、自分たちの手で野菜作りをしていきたいです。
僕の両親は漫画家になるには東京に行く必要があるという考えがあって、大道理に移住して漫画家になるという話をした時、理解してもらうには説明が必要でした。
自分の中に蓄積したものがないと作品作りは出来ないので、小説を読んだり、映画を観たりということを生活の中に取り入れることを大切にしています。
樹本先生は七本連載を持たれていたことがあるということですが、僕も連載を何本も持って、仕事をバンバンとれるようになりたいです。
作品作りは自己満足なものでなく、担当さんからアドバイスされたことに柔軟に応じられる姿勢で、求められるものに応える形で描いていきたいです。
大道理地区に移住してから地域の皆さんに助けて頂いていることに感謝しています。漫画家として成功して必ず恩返しをします。」
明日は原田晃太郎さんをご紹介します。